GOD HAND』プレイ。貼り紙プレイ含めイージー二周終了。最初退屈だったんだけど、右スティックで攻撃をかわすことを念頭に置いてプレイしてみるとなかなか楽しくなってきた。難易度上げて三周目はちょっと色々とタイミング外しちゃったのでパス。アクションが増えていって自分でコンボが組めるという成長システムは実に良かった。見た目に変化があって楽しめるし、使い勝手もそれぞれで飽きない。付属していたサントラはそれなり。EDテーマが収録されてないのは片手落ちだと思う。どこまでもパロディに徹するネタもいいんじゃないでせうか。

ビューティフルジョー 新たなる希望』プレイ。本当は『大神』がやりたいけどちょっと値が張るからやれないから折角だからこっちのクローバー作品をするぜキャンペーン。ノリが一緒だから続けてやったのは失敗だった。今は反省しているVFXを駆使して戦う、というのは大変結構な代物なんです。その内容がどうも腑に落ちない。コンボを繋ぐ関係からスローがかなり重要になってくるんです。それこそ、隙あらばスロー、とにかくスローという感じで。当然、ゲームの大半はスローで進行することになります。だるい。さくっとかわしてさくっと殴っちゃえよと思えど、そうはいかず。反対の効果を持つマックススピードの方は制御が難しい、スローには存在する半無敵効果がない等して使い勝手が劣悪。というか分身出して箱壊す時ぐらいしか使わない。このへんは勿体なかった。キッズで一周。アダルトでダンテで二周目してたものの、投げっぱなし。全体的に古いアーケードのアクションの色が濃いので、その辺も合わなかったのだと思う。ロックマンチックな謎解きなんかは嫌いじゃない。

ワンダと巨像』、ハードで二周目。一度クリアしてからというもの、またワンダがやりたいという思いが夜毎募り、とうとう手を出してしまった。そして二日で終了。あまり難しくなったという感じはしなかった。まあ一撃で即死したりはするものの、攻略法は既に把握しているわけだし。タイムアタックに挑戦するかは未定。ざっと見た感じ、制限時間上がってる分だけ6体目や16体目がノーマルよりも簡単そう。でも実際プレイしてみてかなり面倒だった15体目あたりがかなりしんどそう。そんな感じで。やっぱりワンダはいい。微妙に操作性とカメラが粗いのはあるにせよ、やりたいように動けるというか、一つ一つの動作に違和感があまりないというか。シームレスなマップ移動だとか優秀なAIだとか随所に工夫があるんだけど、根幹を為しているのはRボタンで掴むというアイデアだと思う。殆どこの動き一つへの注力でこれだけのゲームを作っちゃったところに感服。ワンダができることってすごく単純で数少なくて、そこらのアクションゲームの主人公に比べるとずっと幅は狭いんです。でも掴みにしたってジャンプにしたって、それこそ剣の突き刺し一つとってみても、その動作でできることは意外と多くて、このへんを突き詰めていった感じが好きです。ボタンを押してどんな反応が返ってくるか、これがゲームの楽しさの一つだと思います。今ではボタンだけじゃなくって色々ありますけど、要は入力に対してどんな出力が対応してくるかということで。出力にしたって映像や音楽だけじゃなくって、振動が生まれたりしました。今のところ、人間の指の数は限られていますし、コントローラーのボタンの数もそれに応じてある程度限られています。ボタンの押し具合だとか組み合わせだとかを工夫してみるとか、一つのボタンに複数のコマンドを選んでその都度設定できるとか、様々な努力がそこには生まれます。『ワンダと巨像』では入力に対応する出力の数は増えません。隠し要素を除き、最初から最後までワンダにできるのは同じ動作だけです。変わるのは一つ一つの動作の意味合いの方で、巨像というのはその状況を生み出すための装置なわけですよね。僕は『ワンダと巨像』のこういう追究の方向性が気に入っていて、だからこそ傑作だと思うんです。
サントラでも消化しませうかね。
『Make it Sweet!』を聴く。知る人ぞ知る、というほどでもないPSのゲーム『ウンジャマラミー』のサントラのようなもの。最近パラッパチームがマジキチだというので。とにかく「KEEP YOUR HEAD UP!!」は名曲。ブロードウェイっぽい、多分。「FRIGHT FRIGHT!!」なんかも当時のギターサウンドの格好良さを感じられたりすればいいんじゃないでしょうか。
星のカービィ ウルトラスーパーデラックス サウンドトラック』を聴く。SDXにおけるカービィサウンドチームの詳細が知りたいものです。こうして音楽を聴いてみると意外とゲームの内容が想像できないというか、あんなゆるいゲームとは思えない気がします。「激突!グルメレース」なんて思わず頭がパーンしちゃいますよね。「Green Greens」から「Vs. マルク」まであるっていう極端なところが最高。
聖剣伝説 Legend Of Mana オリジナル・サウンドトラック』を聴く。下村陽子といえば戦闘音楽、っていう印象が自分の中ではあるんですが、LoMではむしろ街の曲が好きです。「ホームタウン ドミナ」を筆頭に「断崖の町 ガト」や「月夜の町 ロア」等、色んな街の色んな表情が見えてくる感じがして。「彩りの大地」や「風歌う、その旅路」も旅情緒溢れます。「悠然なる歴世」も相変わらず特徴的なバックトラックが格好いい。「想いは遠くマナの樹に寄せて - Theme Of Mana -」から所々で使われる物悲しくも壮大な主旋律ももちろん。本当に芸風が広い。
ICO 〜霧の中の旋律〜』を聴く。機を逸し続けていて書けてないんですけど、結構前から環境音楽だとかエレクトロニカだとかに関心があってぼつぼつと聴いてみているんです。まだ成果は芳しくはないものの、なかなか悪くありません。『ICO』のサントラを購入に踏み切ったのはどちらかと言えばそういった流れの上でのことです。当然、実際にプレイしたゲームですから音楽が良いと思って買ったのはその通りなんですが。「Castle In The Mist」や「Heal」あたりに思い出されるゲームの情景も相まって癒されまくり。不思議な楽器が使われたりしていて、分かりやすいぐらい徹底して異国的。こういうのってゲーム音楽が到達すべきだった一つの地点だったような気さえしてきます。
ワンダと巨像 大地の咆哮』を聴く。「静寂」から「力への畏怖」への流れは古今無敵。音楽の使い方まで巧みなゲームでした。そして使われている音楽も劇伴として最高級。
『GOD TRACKS!』を聴く。何故「俺の右手はゴッドハンド」を収録したサントラをどうして作っては頂けませんか。
ついでに漫画もやっときますかねえ。
犬マユゲでいこう』を3巻から6巻までいこう。唐突に無性に犬マヨゲの1、2巻が読みたくなって家を漁ったんですがどうしても見付からない。仕方がないから中古で買おうとしたら高騰している。むしゃくしゃして揃えられるだけ揃えた。今では反芻している。ただ、3巻に1、2巻の抜粋が収録されていたのには本当に嬉しかった。透と百人の忍をはじめ読みたかった回は概ね読めた。できればピカチュウ乱獲の回と菊池先生がスポーンを熱弁する回とXファイルの話しかしない回が読みたいので結局いつかは実家の書庫を掻き回さないとなあ。ゲームやってない時やゲームやってもそのものよりも妄想してる時の方が、ゲームやってる時より面白いんですがやっぱりゲームやりたくなってくるから不思議。ラブデリック作品なんて未だにやりたい。石塚祐子といえばFF5であり聖剣2でありロマサガ3であり、というのが自分の勝手なイメージなんですけど、犬マユゲではあまりスクウェア作品が出てこないことに今更気がつきました。4巻の分ぐらいからVジャンプを読まなくなったので、イヨクが出世していたことに驚くやら時間の流れを感じるやら。でも漫画の調子は相変わらず。ゲームって本当にいいんもんですね。
『ドキばぐ』全5巻を読む。終了したというので。ファミ通を読んでいたのは『ドッキンばぐばぐアニマル』の頃なのでドキばぐは読んだことがなかったというのが実のところです。ゲームをしている時よりもゲームクリエイターを弄っている時の方が面白い漫画です、真剣に。チップス小沢が出世していたことに驚くやら時間の流れを感じるやら。ゲーム業界って本当にいいんもんですね。