前々から承知していたことだが、滑舌が絶望的に悪い。放送委員会にいたものの、喋れないので裏方ばかりやっていた。結果としてそれは委員会内でのキャリアには繋がった。最終的に逃げ出したとはいえ。そんな不器用な舌に、そろそろ正面から取り組みたい。問題は実際に喋る機会がないということだ。大学時代に喋った経験は人十倍ぐらい少ないんじゃないかと思う。自分自身に喋るほどの中身がないといえばないのではあるが。
初めてのビッグサイトは説明会でした。すっげえでっけえ。あそこが同人を求める数万の人々で埋め尽くされるのかと思うと、胸が熱くなるな。どう頑張っても二行ぐらいしか書けそうにないアンケートの欄に、六行に渡ってみつしりと書いてる人を見て温度差をひしひしと感じた。懇談会で聞きたかったことは聞けたし、笑いも取れたので個人的には良かった。
でもやっぱり温度差ってのはどうしようもなくあって、これでいいのかって気分にはなる。特に、ノートに事前に質問や自己アピールが綿密にまとめられてるのを見たりすると。俺はその場で聞いた話の内容から、適当に受け答えしてるだけだからなあ。
大学の試験で過去問とかってないよなあって思ってたけど、よく考えれば新設の学部で一期生なんだからあるはずがないんだよな。一応引き継いでる科目なんかはあるから、そのへんはそれらしきものがあるんだろう。