アラサーとかアラフォーとかって確実にまだ二十代、三十代の人は使わない言葉であってとどのつまりはオーバー・サーティー、オーバー・フォーティーってことだろ、ってまだドント・トラスト・オーバー・サーティーなアラハタの俺は思う。
折角自転車が良くなったので大学の空き時間にそこらを走り回ってみたりしてたらまたサントラを買ってしまった。
GHOST IN THE SHELL -攻殻機動隊-』を聴く。音響派というかノイズというか、そりゃ当時の俺も寝るわ。そこに差し込む一点の光、「謡」三曲。電子音まみれの中に、こういう東洋の民族音楽みたいなのが入るのが正にサイバーパンク。あの東アジアの薄汚い街並みが印象的なこの映画を実にうまく象徴している曲だと思う。
FINAL FANTASY III ORIGINAL SOUND VERSION』を聴く。FFってFC時代の作品がSFCに移植されなかったせいか、植松ファンでもFC時代の三部作まで話が広がることは少ない気がする。ドラクエだと「ラブソングさがして」とか「おおぞらをとぶ」とかしっかり引き継がれてる。まあ、ゲームとしてはともかく音楽的にはFFはSFC三部作、特に6が最高傑作みたいな感じで、それには俺も同意するけど、だからそのへんが話題の中心になり易いのもなくはない。そういやドラクエにおけるすぎやまこういちの全盛期はどの作品ってことになってるんだろう。俺は5だと思う。それはともかくとしてFF3といえば「悠久の風」。どちらかといえば後のアレンジのおかげで有名になった感もあるけど、このゲームを代表する一曲であるのは確か。「バトル2」、「最後の死闘」と戦闘音楽は流石の一言。
FINAL FANTASY 外伝 聖剣伝説』を聴く。聖剣伝説伊藤賢治の音楽で幕を開けたってのは今になってみると不思議な気がする。2以降の聖剣シリーズって良くも悪くも雰囲気ゲーみたいなところがあって、伊藤賢治の曲調って雰囲気云々よりとにかくイケイケなのがウリなわけで。そりゃ、ありきたりで何だけど「ポドールイ」みたいな曲も書ける人なんだけど。「聖剣を求めて」はもっと評価されてもいい。