めでてぇぜバッキャロゥーッッ!!!
七月は一にも二にもレポートで二進も三進もいかなかったわけで三歩進んで二歩下がるの毎日でした。
「しあわせの扉はせまい」ってのはわかる。スゲーよくわかる。コーラを飲んだらゲップが出るってぐらい確実だ。だが「だからしゃがんで通るのね」ってのはどういうことだ。「せまい」ってのは幅だろ。「しゃがむ」ってのは高さだ。ナメやがってこの言葉、超イラつくぜ。
不思議と予定ってのは重なりたがる性質があるらしく、積もりに積もりまくった予定をえっちらおっちら片すのに忙しいやら忙しないやら。おまけに予定にないことまで降りかかってきてあっちこっちであたふた。片っ端から安請け合いしすぎたのを反省すると共に何とか生き延びたのを安堵する今日この頃。とはいえまだ当分はごたごた。
何にせよレポートも試験も人事は尽くした。これからは人事との戦いに備える。
俺は激怒した。かの邪智暴虐の教授が、単位が欲しければ6300円する我が本を買えと言うのだ。ノーと言える学生であった俺はすぐさま家を出発し、野を越え山越え、国会図書館へやってきた。1100円を支払いレポートに必要な論文、90ページをコピーした。その夜、一睡もせず執筆を急ぎに急いで、翌日の朝には一万字を書き終えていた。
国会図書館では職員がコピーを取るので、まず所定の用紙に範囲を書く。今回の場合、確か293ページから382ぐらい。それで、計90ページと当然書くわけだ。そして提出すると、受付の人が電卓を叩く。382-293=89。俺が書いた90には横線が引かれ、89の緋文字が書かれる。植木算だろうが……! 疑ってるうちはまだしもそれを計算しちまったら植木算だろうがっ……! というか見開きコピーなんだから偶数にならないとおかしいだろう……! でも、単純に引き算して1を足すとか、2で割って少数以下を切り上げるとか、そんな手続きがあるのかもしれないな、もしかしたら。
ドラクエ9は合間合間にちょくちょく進めてラスボスは倒した。寄り道しまくったんでクエストも大体は達成してるので、これからもおいおい頃合いを見ては潰していく。
9の出来についてよく聞かれるけど、俺は楽しい。楽しくなかったらこんな地獄のスケジュールの中で50時間超もプレイできない。ただ俺はドラクエは1から3までをSFCリメイク、4をPSリメイク、5から7をオリジナルでやっただけのにわかなので。そう考えてみるとドラクエやるのは7年振りなんだなあ。
レポートを書くに当たって色んな偏った音楽にお世話になった。前代未聞の過密スケジュールをこなせたのは、偏にこれらの音楽のおかげ、割とマジで。
Choro Clubの『Colors』を聴く。この音楽はARIAで知った。そして好きになった。『Songs』と『Brasiliana』も聴いたけど、これが一番適度にレポートへ集中できた。
ハッピー☆マテリアル』を聴く。ノリがいい2月度と、リズムがポコポコいってる3月度が好き。しかしこのイントロは何度聴いてもAerosmithの「Falling In Love (Is Hard On The Knees)」を思い出してしまう。蛇足、最初のレポート提出時のお話。眠らずに朝が来て、ふらつきながらレポートを書き終えた。視界が白濁としていて人間ってのは頭で物を見てるんだなってのがよく分かって、こんな状態で自転車に乗っちゃいけないなと思いつつ大学へ。研究室へたどり着き、教授に渡そうとすると「提出日は来週だよ」。茫然自失として街をふらつき、気付けば3枚のハピマテが手元に。ピコーン! そうだ、東京にちらばる7枚のハピマテを揃えれば勝てる。全力で駆け巡って勢い余って8枚のハピマテを手中に収めるに至った。そして伝説ははじまった!
『AKSB 〜これがアキシブ系だ!〜』を聴く。「Neko Mimi Mode」のためだったんだけど、「帰ってきたケロッ!とマーチ -READYMADE SERGENT ROCK-」にハマってしまった。やたら熱いバックが楽しい。それに気持ちいいからマーチって好きなんだ。
もってけ! セーラーふく』を聴く。「もってけ! セーラーふく」の方はもうミニにタコができるぐらい聴いたから今更で、「かえして! ニーソックス」を猿のように聴きまくった。妙に汚いコーラスが病みつきになる。
『Cagayake! GIRLS』を聴く。レポート白紙でも脳味噌灰色ならよくねって気分になれました。「Happy!? Sorry!!」も昭和のアニソン臭がぷんぷんで大好物。
『Don't say "lazy"』を聴く。「白鳥達はそう見えないとこでバタ足するんです」の一節を叩いたことを深くお詫びします。アニソンぽくないっていう意見を鵜呑みにしてました。どう聴いても今時珍しいぐらいコテコテのアニソンです。本当にありがとうございました。「能ある鷹はそう見えないとこにピック隠すんです」が何度聴いても笑えてしまって、とことん負けた気分になる。「孔雀たちはそうここぞというとき美を魅せるんです」も、ここぞというとき美を見せる孔雀は雄であることを思えば面白い。他にも突っ込みどころ豊富で素晴らしい。どれみやプリキュアデジモンの人が作詞で、これは好きになるのも仕方ない。
ぱにぽにだっしゅ!DJCD「ぱにらじだっしゅ!」第3巻』を聴く。斎藤千和目当てだった僕も今では沢城みゆきの虜です。書いても書いても終わりの見えないレポート地獄の中、テンションおかしくなってた七月末はずっとこれしか聴かなかった。