もっと言いたいことがあったはずなのに!
そして文系院へ…
4年だっていうのに忙しい。コマ数の半分ぐらいは教職なので、卒業とは関係がないのだけれど。単位も貰えないのに講義に出てレポート書いたり試験受けたりってマゾなの? 死ぬの? そんな風に考えていた時期が俺にもありました。でも去年やってみたら意外と楽しかったので、適当に続けようかと思ったので、教職をとったりしている。教員免許は多分断念する。
何にせよ教師ってこの世で最も俺に向いてない職業だと思う。小学校中学校高校と、全てろくな生徒じゃなかった。授業は聞かないし宿題はやらないし給食は残すし遅刻は繰り返すし。そんな俺でも大学へは行けた。ありがとう先生。
その結果がこれだよ。
卒論があるので、ゼミがある。ゼミがあるので、発表がある。発表をした。自分の分野の先行研究についての発表を。
大学では発表のある講義が幾つかあって、その度に「これでいいのか?」って疑問になる。発表って言っても資料作って配って、後は前に出て喋るだけの簡素なものばかり。それで喋りの部分が問題で、この調子で喋る。普段どおり、だらだら。これでいいのか? 適宜質疑応答はきちんとしてるけど、あの、他の人の発表みたいな、こう、きちっとした、「発表してるぜ!」っていう雰囲気が、まるで醸し出されてない気がする。演じるべきものをちゃんと演じるのは難しい。
「あなたってネット上とリアルとでまるで人が違うわ!」っていう話はよくあるような気がする。ネット上というよりは、文章上の問題なんじゃないかと思わないでもないけれど、そういうことは多かれ少なかれあるらしい。キャラが違うっていうよりは、ネット上って色んな人とコミュニケーションを取るわけだから、言葉遣いはまるで変わるのは当然なわけで。学校でも友達と先生では言葉遣いから何からまるで違うわけだし。話が何だか散漫になってきた。でもこの場合想定されてるのは、特定の誰かでなく公に書く文章の中でのキャラのことか。どうなんだろう。俺は多分、そんなに違わない。実際はもっと根暗で貧弱で無口だけど、そんなには違わない、きっと。でも「意外だわ!」って言われたことはあっても、「同じだわ!」って言われたことはないな。そんなこと言う奴は普通いないか。でも匿名掲示板の投稿を見破られたことはあるな。
つまり先にネットで知り合った人とリアルであったことがないので、分からない。そういうのって夢が溢れる。なみなみ。
演じるのは難しい。
「君が本当はこんな奴だったなんて!」みたいな話もなくはない気がする。現実にあるんだろうか。普段やってない振る舞いをしたからって、即座にそっちが本当になるってのもよく分からない理屈ではある。例えば俺が突然「幼女に百万匹のヒキガエルを食わせてその吐瀉物を飲み干したい!」って言い出しても、「君が本当は幼女に百万匹のヒキガエルを食わせてその吐瀉物を飲み干したい奴だったなんて!」とはならないと思う。なるのかな。なっても構わないけど。何にせよ、もうちょっとありそうなことじゃないと、こんな話にはならないだろう。例えば俺が突然「ドーナッツを犯してやったことがあるから童貞じゃない」なんて言い出したら、「君が本当はドーナッツを犯してやったことがあるから童貞じゃない奴だったなんて!」とはなるのだろうか。なっても構わないけど、ならないと思いたい。というよりは「実はこうなんじゃないか?」みたいな疑念にいくらか適合したものじゃないと、こんな話にはならないんだろう。
疑念は人の目を曇らせる。でも柳の下には幽霊がいてもいいと思う。そういうのって夢が溢れる。どばどば。
演じるのは難しい。
まほろさん好きじゃあああ!」みたいな話を中学二年生の俺は窓から叫んでいたような気がする。中学二年生の俺はなかなか活発だったようで、この件か、同時期に書いていたパロディ小説の件か、どちらかが俺のイメージらしい。同窓会調べ。
俺について何らかのイメージを持っている人はとても少ない。とてもとても。
演じるのは難しい。つくづく。
今年はまめに日記を書いていきたいな。日記以外のわけのわからないものを書くスペースが欲しいな。
それと、もうちょっとこう、やわい感じに書いていきたい。アホっぽい感じで。内容は十二分にアホアホで困ってるんだけど。